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| 代表的なラミネートフイルムの種類、性質、用途 「インフレーション法によるチューユーブ形状で製造したラミネートフィルム」と「Tダイ法によりシート状のフィルムを貼り合わせたラミネートフィルム」があります 【チューブ多層のラミネート】 ナイロンやEVOH(エチレンビニルアルコール)を使用した、5層フィルムなどもあります 【Tダイフィルムのラミネート】 OPP、CPP、ナイロン(PA)、PETフィルム、LLDPE、アルミ、などのフィルムをラミネートしたフィルムです |
| 代表的なラミネートフイルムの種類、性質、用途 「インフレーション法によるチューユーブ形状で製造したラミネートフィルム」と「Tダイ法によりシート状のフィルムを貼り合わせたラミネートフィルム」があります 【チューブ多層のラミネート】 ナイロンやEVOH(エチレンビニルアルコール)を使用した、5層フィルムなどもあります 【Tダイフィルムのラミネート】 OPP、CPP、ナイロン(PA)、PETフィルム、LLDPE、アルミ、などのフィルムをラミネートしたフィルムです |
| ラミネート袋は、使用する材質により多種多様な機能性フィルムの製造ができます 真空包装を行う袋は、ラミネートフィルムで作られています ・内容物の臭いを発散させないようにする。(味噌、漬物などの匂いを抑えることができます) ・空気の透過度を少なくして、商品の保管期間を長くすることができます ・レトルトCPPなどを使用して耐熱性を高めることができます |
| ラミネート袋では、一番内側にシーラント材というものを使います。シーラント材というのは、ヒートシール(熱溶着)のできるものを使用いたします。通常は、LLDPE、CPPなどを使用いたします ラミネート方法として「接着剤を使用したドライラミネート」と「ポリエチレンを使用したサンドポリラミネート」などがあります |
| 「三方シール、背張り(合掌)シール」は、Tダイ法で製造した、多種多様なフィルムをラミネートして袋を製造いたします 「多層ラミネートチューブ」は、インフレーション法にて製造いたします。これは、性質の違うフィルム原料を一度にラミネートして製造方法です(共押出しとも言われることがあります) |
| 匂い(臭い)の拡散を抑えたい場合には、保香性の機能があるPETフィルなどを使用いたします。また、PAも貼り合わせた構成のフィルムなども製造可能です |
| アルミ蒸着フィルムは、その独特の輝き、ガズバリヤー性、遮光性が得られることから、アルミ箔に代わる素材として、食品包装用途を中心に、需要が増大した素材です 蒸着(Vacuum Metallizing)とは、アルミなどの金属化合物を、高真空下で加熱蒸発させ、その粒子(分子)を基材に固着させる技術であり、真空蒸着法による乾式メッキ法の一種です また、蒸着されたフィルムをVMフィルムともいいます 包装用途の他に、衣料用の金銀糸、装飾用、コンデンサー、建材用などに用いられています 基材としては、紙、セロハン、PE、CPP、OPP、PET、ONY(PA)、PC、PVCなどのプラスティックフィルムがあり、メタライジングする金属物質としては、アルミ(Al)、金(Au)、亜鉛(Zn)、ニッケル(Ni)、シリカ(Si)などがあります ・包装用途の機能性について 耐湿用、耐ガス透過用、保香用、光線遮断用、帯電防止用、美観用(金属化や色彩)などです ・透明蒸着品には、光線遮断機能は透明なのでありません 透明蒸着を行なう場合は、シリカ(Si)又は酸化アルミ(アルミナ:Al2O3)を使用する シリカ蒸着、セラミック蒸着->わずかに褐色であるものがあるが、ほぼ無色になっている ・透明蒸着について 透明蒸着は、PET蒸着品が多いです ・透明蒸着フィルムの問題点 1.吸湿によるクラック(ヒビ割れ)発生の問題がある。(アルミ蒸着の場合は少ない)しかし、蒸着面に樹脂コートしたものは、クラックの問題は少ない 2.PET蒸着とONY蒸着では、ONY蒸着の方がクラックが発生しやすい 3.透明蒸着は、吸湿によるクラックが発生しやすい |
| ラミネートに使用する材質の多くは、Tダイ方式という製造方法により製造されています。Tダイ方式では、厚みの斑が少なく平面性が良いフィルムの製造が可能です Tダイ方式は、シート状での製造と成ってしまいます。チューブ状で製造はできません。 インフレーション法では、エアーの容量と巻取りスピードの調整により、厚みと幅を調整しています。そのため、厚み、幅の斑が起こりやすくなってしまいます |








