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LLDPE、PPの単層のチャック付き(ジッパー付き)の袋で、チャック部分にシワが発生している場合があります。LLDPE、PP単層のチャック付き袋には、「チャック部分と一体成型の袋」と「チャック部分を後から付けている袋」の加工方法の袋があります。

単層のフィルムに熱溶着にて、後からチャック部分を付けている「チャック部分を後から付けている袋」の場合は、チャックを熱溶着した時に袋部分が熱で収縮して、シワが発生してしまう事があります。

単層のフィルムでは無いラミネートフィルムなどのチャック付き袋の場合は、チャック部分を後から熱にて溶着しているのですが、表面のフィルムがナイロンなどの耐熱フィルムが多いためシワの発生が無いことが多いです。

単層フィルムで、後付けチャック加工をする場合に、チャック部分、本体部分のフィルムの両方を加工時のテンション(引張)をできるだけ少なくすることで、シワを改善できます。
しかし、本体部分のフィルムの厚みの斑(偏肉)がある場合は、加工時に、テンションを強くかけないと、加工ができないため、どうしても、シワが発生してしまいます。

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