1)密度(Density)
ポリエチレンの鎖につくる短い枝の数に影響します。沢山の枝を付けるとかさばって緻密な結晶ができないので低密度となります。短い枝と言っても長さが影響し、エチレン1個2個の枝を付けるより4個,6個の枝を付けたほうが強度が良くなります。

密度は溶ける温度(融点)、硬さ(剛性、もろさ(脆性)、滑り性に影響します。
※密度が高くなると下記のような特徴があります。
・融点:高くなる
・硬さ:硬くなる
・もろさ:もろくなる
・滑り性:滑りやすくなる
※同じ密度でもLDよりLLDPEの方が、密度が高くなった性質を持っています。
2)メルトインデックス(MI)又はメルトフロレート(MFR)
ポリエチレンはエチレンを鎖状に数千個つなげてできますが、このつながった鎖の長さで性質がかわります。長いものは加熱しても流れにくいですが、強度があります。この鎖の長さ(分子量・重合度)を表す指標がメルトインデックスです。

メルトインデックス(以下MI)は190℃で2.09mmの穴(オリフィス)から2.16kgの重さを載せた時、10分間で出てくる重量を表しています。単位はg/10分です。従って数字の小さいほうが、鎖が長く(分子量が大きく)流れにくい、粘度は、高いことを表します。

MIは低くすると、「透明度は下がる」 、「強度特性は上がる」、成膜ではモーター負担が高くなります。

同じMIでもLD、LLD、HDは溶融した時の粘度は異なりますが、これは分子量分布が違うからで、LLD、HDは粘度が高くなります。

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