ポリエチレンは、極性が無く結晶性であるため、接着が困難です。そのため、通常のままだと印刷性にかけます。このためフィルム表面をコロナ放電処理して、表面を改善するのが一般的です。コロナ放電は、表面を粗くし酸化させ、活性化させています。

コロナ放電処理は電極間(板)に高電圧、高周波数を与えると、通常絶縁状態の空間に存在するガスがイオン化され放電されます。(コロナ放電といいます)この放電がフィルム表面におこさせます。処理ゴムロールの絶縁性がなくなるとアーク放電をおこし、大きな電流が流れてコードなどを焼却させます。周波数が高いほど均一な処理ができ、高電圧ほど処理度は大きくなります。

処理度はフィルムの表面張力をみますが、表面張力の違う液体を塗っていき、塗れる液体の表面張力で処理度を測ります。ポリエチレンは未処理で30dyn(ダイン)/cmですが38dyn/cmまで大きくします。38dyn/cmのペンのインキがはじかれず濡れることを確認します(水の張力は80dyn/cmですのでポリエチレンに水滴をのせても濡れず水滴になります。)。

通常、38dynで弱処理、42dynで処理に問題ない程度と考えられます。

処理度は、ポリエチレンの添加物、フィルム速度にも影響し、過度の処理はブロックキングやシール強度の低下を起こします。


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