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シール部分が一部分切れている。
【原因と対策_その1】
製袋機のシールバーの角のエッジが丸まっていることが原因で発生する事もあります。シールバーを普通に掃除などをしていると、知らぬ間に、シールバーの角が丸くなってしまい、シール不良(シール切れ=エッジ切れ)が発生する場合があります。また、この状態だと、シール部分がキレイな一文字にならなくなり、ピンフォールの発生も懸念されます。

その場合は、シールバーの削り直しをすることで、シールバーのエッジが立ち、シール不良が軽減されます。
【原因と対策_その2】
製袋機のシールバーが「垂直+水平」に下がってきていないことが原因で、フィルムに当たるシール部分の圧力が一定でなくなってしまい、エッジ切れと同じ様になり、シール切れが発生してしまいます。

この場合は、シールバーが「垂直+水平」にフィルムに圧着しているかを確認をして、機械の調整をしてください。
【原因と対策_その3】
製袋温度が高すぎる」「製袋スピードが速すぎる」「熱シールバーの温度が一定ではない」「シールバーのテフロンが劣化している」などの色々な原因が考えられます。

小袋の場合は、「多列がけ」による製袋をやめて1本から2本がけにて加工を行うことにより、シール部分の確認もできるようになるので、ある程度回避できると思われます(加工賃は高くなります。) 。
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