株式会社マツムラ ポリエチレン、ビニール、フィルム トップに戻る 基本的な不良と対策に戻る


インフレーション成形機内(成膜機)に滞留していたポリエチレン原料が劣化し、成膜製造開始直後のポリエチレンに黒い固形物となって付着する事があります(成膜中に混入するため落下することは有りません)


ゲル、コゲの場合は、 十分にテスト運転(パージ)をしてから、本製造にかかることである程度、回避できる場合もあります。機械の清掃等を十分行うことによりある程度少なくすることができます。フィッシュアイの原因として原料のフィッシュアイレベルによることもあるため機械の清掃では改善できない場合があります


インフレーション成形を行う時に、原料にフッ素化合物を配合した添加剤を使用することにより、機械がフッ素コーティングされ「コゲ(焦げ・炭化物)」、「フィッシュアイ」の軽減と共に、フィルム表面に傷などもつきにくくなります(通常は0.5%程度の添加で可能です)


同じインフレーション機でタイプの違う原料を使用したり、着色などを多用している場合は、原料の切り替え時または着色内容の変更を行ったときに、微量の原料が堆積し、ゲル化して、その後炭化し、黒いコゲ(焦げ・炭化物)の原因になることもあります。

インフレーション成膜機の「スクリーンパック」、「ブレーカープレート」の製造を定期的に行い、その後に十分テスト運転(パージ)を行ってから、本製造をするようにしてください



スクリーンパック(Extruder Screen Pack)とは、押出成形機内で樹脂の溶融物をろ過し、異物や焦げを除去して高品質なフィルムを作るために使用される多層の金網フィルターです。

ブレーカープレートは、スクリュー先端と金型の間に設置される多数の穴が開いた金属板で、スクリーンメッシュ(金網)を保持しつつ、樹脂に背圧をかけ、異物を除去して混練効果を高める役割があります。


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