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袋の幅が狭く、カット寸法が長い場合は製袋機のゴムローラーがスリップしてしまい、カット寸法まで”原反(生地)が出てこない”ことや”シール下が安定しない”場合があります。シール下寸法が一定にならないということは、袋のカット寸法も一定になりません。

例)HDPE 0.020×150mm巾×2000mm長さ(幅に対してカット寸法が長い場合)

これを、改善するにはできるだけ袋の厚みを厚くして、ゴムローラーの圧力がかかるようにすること、製袋機のスプリングベルトのかみ合わせを原反に傷などが付かない程度に強くするなどによりある程度改善できる場合があります。
また、エアーで原反を送り出す方式(フルート機=トマック)の製袋機を使用することにより、改善できる場合もありますが、エアーで原反を送り出す方式の機械は、ヒートシール方式の関係上、原反がLLDPEの場合100μ以上の厚みからとなることが多いです。

通常の製袋機でも、サイズの変更となってしまいますが、厚みを厚くする事と原反幅を広くするとある程度改善できます。

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