樹脂はシリンダー内部の摩擦により、スクリュー表面を滑って流れて行きます。押出し機の大きさはスクリューの直径で呼びます。シリンダーは通常、加熱・冷却ゾーンを分けて温度制御を行なっています。スクリューは、品質・押出し量に影響するので、種々の形状のものが開発されています。スクリューは供給部(フィードゾーン)、圧縮部(コンプレッションゾーン)、計量部(メタリングゾーン)に分かれます。スクリューの性能は長さと溝の深さに影響します。

性能は、長さ(L)と直径(D)の比はL/Dで表します。性能的には、長いものが要求されます。押出し量を増やすためには、回転数を上げますが、押出し量が増えると樹脂の滞留時間が短くなり、加熱が不足し、品質を下げてしまいます。このため、スクリューを長くし、滞留時間を増加させる傾向にあります。

スクリューの溝の深さは、供給部と計量部の溝の深さの比(圧縮比)で表します。供給部は固体であり、大きい容積が必要ですが、圧縮部で溶けて容積が小さくなり、このため溝は浅くなります。圧縮部は段々溝が浅くなって行く部分で、最後は計量部と同じ深さになります。一般的な圧縮比は、3~4のようです。樹脂の種類により、溶けやすいもの、溶けにくいもので溶けた後の容積が違うので、樹脂に適したスクリューが必要でHDはLDより溝が深くなります。

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