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ラミとポリの違い(ラミネートとポリエチレンの違い)
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・ラミネート袋(多層袋)の特徴

構成内容により、多種多様な用途に合う機能性フィルム(袋)を作成することができます。

真空パックに使用する袋を作る場合などは、フィルム構成により、バリア性の高いフィルムを作ることができます。バリア性が高いということは、酸素を遮断するということになります。
(ポリエチレン単層では、空気・ガス・油などは透過しています)

ラミネート袋の内側(熱溶着されている側)は、LLDPE、CPPなどの熱溶着できる素材になっています。OPPは、ヒートシールタイプの熱溶着できるタイプもありますが、LLDPEやCPPなどより劣るため、熱溶着用の素材としては、使用され無いことが多いと思います。このように、熱溶着に使用している素材のことをシーラントフィルムとも呼ばれています。

ナイロンやPETフイルム、アルミなどもラミネートの素材として使用されていますが、熱溶着できないフィルムなので、シーラントフィルムとしは使用できません。

製袋加工時にで空気抜き用のピンフォール(穴あけ加工)もΦ1.5mmよりもできます。(針穴加工は、ラミ袋の場合は破袋の原因となるため出来ません)

”スタンドパック(スタンディング袋)”、”サイドガゼット袋(マチ加工)”、”チャック付き袋”、”マジックカット加工(開口が簡単に出来ます)”、”Vノッチ・Uノッチ・Iノッチ加工”などもできます。


《ラミネート袋の種類》

” ドライラミネート方式”と”サンドポリ方式”、”インフレーション法による共押出方式”があります。

※ ドライラミネート方式
フィルム同士を接着するためにドライラミネート用の特殊接着剤をしよういたします。
ドライラミネートの場合、接着剤を使用してラミネート(多層フィルム化)しているので、サンドポリ方式と比べると、少しパリパリと硬めのフィルムになります。また、シーラント素材は、空気や油などをある程度透過してしまうため、食品包装に使用した場合に食品の種類によっては、接着剤層まで食品の液体などが浸透してしまい、薄いピンク色に変色をする場合があります。(実際に問題が発生しているのを確認しています)サンドポリ方式の場合には、接着剤は使用していないので、接着剤が原因の変色は発生しないと思われます。

※サンドポリ方式
フィルム同士を接着するためにLLDPEを15ミクロン程度を使用して接着します。
LLDPEを溶かしてラミネート(多層フィルム化)する方法です。接着剤を使用していないので、出来上がったフィルムは、ドライラミ方式より柔らかくできあがります。ドライラミよりもコストが高い場合が多いです。

※インフレーション法による共押出
ポリエチレンの製造方法と同じく、チューブ状にエアーで成膜する方法です。同時に違う素材をインフレーション法にて作る方法です。透明のフィルムの場合は、ポリエチレンのチューブより製造した袋と目視では同じ様に見えるる事が多く、目視では見分けることが難しいです。この共押出方法にても、多種多様なフィルムを作ることができます。


《ラミネート袋の形状》

三方シール袋
左右と下部に10mmまたは5mm巾で三方向に熱シール(熱溶着)をしている形状の袋です。レトルトパックなどに使用されている形状です。

※背張り(合掌張り)
袋の後ろ部分に縦方向と下部に10mmで三方向に熱シール(熱溶着)をしている形状の袋です。ポテトチップなどの袋に使用されている形状です。背張り袋は、ピロー包装機などで商品を充填しながら包装をする場合にも多く使用されています。

この様に、”三方シール袋”、”背張り(合掌張り)”の袋は、多層フィルム構造のラミネート袋ということがわかります。(ポリエチレンの単層では、三方シール袋、背張り(合掌)はできません)


《プラマークの表示について》

容器包装リサイクル法(表示方法などについて)の”プラマーク”で、ラミネート袋にての表示でも、”PE”のみの表示をよく見かけます。プラマークは、分別をするための表示のため、LLDPEやCPPなどのポリエチレンに分類される素材が一番多く使用されている場合は、”PE=ポリエチレン”と表記していると思われます。この容器包装リサイクル法が始まった頃と変更がなければ、正式には、”多く使っている素材の下にアンダーラインを引く”なっていたはずです。

・ポリエチレン袋とラミネート袋との印刷方法の違い
ポリ袋の場合、チューブ状で印刷を行うことが多く、表と裏に同じ柄を印刷する場合でも、倍の版が必要になります。それに対して、ラミネートはシート状で印刷を行うため表と裏に同じ色で印刷を行う場合には、一つの版で済みます。

※ポリ袋の場合は表5版+裏5版=10本の版が必要でが、ラミネート袋の場合は5版のみで印刷できます。

ラミネートは、シート状のフィルムを加工して「三方シール」、「背張りシール」を行います。

シート状で印刷を行うために、大きな版が必要となり版代が高い傾向があります。

印刷面については、ポリエチレンは表面に印刷を行い、ラミネートの場合は、表面(外側)のフィルムの裏面に印刷をします。その為,印刷のインキが擦れて剥がれることや色抜けの問題がポリエチレンより改善します。

ポリエチレンは、伸縮性がありまた厚みの斑(斑)がある事が多いため、印刷の柄ズレが発生しやすく、印刷インキの微妙なのりが必要な、カラー印刷ではラミネート袋の方が綺麗に仕上がります。

また、裏面に印刷するためラミネートの印刷には光沢があります。

・ポリエチレン袋とラミネート袋との熱シール方法の違い。
ポリエチレンは、ポリ袋の厚みや使用用途により、細かく製袋加工でのスピードやシール温度が決まってきます。 それに対して、ラミネート袋のシールでは、材質の構成にもよりますが、表面がナイロンで内側にポリエチレンをラミネートしている袋などでは、表面のナイロンが熱に強いため、高温で熱シールを行うことが出来て確実に裏面のポリエチレンを溶かし熱シールをする事ができます。

オートパッカーなどでは、シールバーが「ポリエチレン用」と「ラミネート用」に分かれています。ポリエチレン用でラミネート袋をシールすることは出来ますが、ラミネート用のシールバーではポリエチレン袋をシールすることはできません。

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