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株式会社 マツムラ
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カラー構成と製版について
・グラビア印刷の製版構成
製版(彫刻方式)の方式には、ヘリオ(ドイツ製-ギリシャ語で太陽)、オハイオ(アメリカ製)、バルカス(日本製)の三種類があります。 また、レーザー製版も最近では、増えてきているようです。

・ シリンダー(版)の円周(一回転)の長さが、チューブ状ポリエチレンの印刷の場合は、袋の長さになります。また、シリンダーの幅は印刷機にもよりますが、最低400~450幅が印刷機の関係状、望ましいです。(最低限のシリンダー幅としては、原反幅+100mm以上になります)

・ 印刷のシリンダーは、一色ごとに0.03mm前後(大きくして)の径差を付けて製版をすることが多いです。そうすることにより、フィルムに適正なテンションを加えてピーンと張ることが出来ます。また、カラーコントロール(カラコン)が着いている印刷機の場合は、径差が0mmの場合もあります。

・ ドクター線の不良の原因として、印刷技術も確かにありますが、同じ商品にばかりドクター線が発生する場合は、製版の最終工程のクロームメッキの目に見えない微妙な凹凸が原因の場合のあります。十分注意が必要です。
版の一回転の長さが、袋の長さとなります。(一般のチューブポリエチレンの場合)
・一般的な、版の構成は上記のとおりです。
・アルミを芯にしている場合もある。
インキの使用量計算

印刷の柄を100mmベタとして計算する。
  ...
100mmベタ×1000M=約1kg
  ...
ヘリオ製版の場合は2/3の使用量
  ....
印刷をする柄が、ベタで考えた場合どのくらいのベタと成るか、柄をみて考えて、上記の計算方法にてインキの使用量を計算する。

また、軟包装(ポリエチレンフィルムなど)に印刷した場合、被印刷物にインキが転移する転移率は50%と言われています。この事も考慮して、上記の計算が成り立つことが多いです。(筆者の経験上)
・製版代について
一般的にポリ袋の印刷方法はグラビア印刷です。グラビア印刷では、各色ごとに製版する必要があり、版のサイズは袋のサイズや印刷ピッチによって変わります。版のサイズが大きくなるほど高くなり(袋の巾などによっても版の大きさなども変わります)、カラー製版、半調製版などでも製版価格は変わってきます。

※印刷ピッチ=袋の形状により変わりますが、袋の縦の長さ又は横の長さになります。

半調製版とベタ製版(ポリエチレンなどの場合)
印刷の柄に、半調部分があると製版代が割高になります。(一部分の半調製版でもある程度割高になります)また、ベタ印刷(白ベタは除く)があると使用するインキの量が大幅に増えるため、印刷代が割高になり袋の価格も割高になります。

■白ベタ+赤の二色印刷の場合。(通常の製版と半調製版)
・通常の製版で、版深(はんしん)が一定の製版です。(白ベタ+赤の二色印刷) ・半調を含む製版です。「白ベタ+1色」の印刷で、赤の版の深を変えて(浅くして)、色の濃淡を付けたりグラデーションなどを使用している。
■「白ベタ+一色」の二色印刷でも、半調製版をした場合には色々なバリエーションを演出できます。しかし、製版代が割高になることと、柄などにより印刷賃も割高になることがあります。また、袋の縦の長さが大きい場合には、印刷時に半調部分のインキが乾いてしまい印刷しにくくなる又は虫食い状態(ピンホールの様に一部印刷が出来ていない)に成ることがあります。
■「半調」又は「グラデーション」の柄にて印刷する場合は、版下データも「半調」又は「グラデーション」用になっていないと製版できません。版下などについては、お問い合わせください。

・白ベタ+赤の二色印刷の場合。(通常の製版と半調製版)
・「白ベタ+赤ベタ」の二色印刷の場合、赤色の印刷面積が多いため(ベタ印刷)、印刷工賃が割高になってしまいます。また、袋の縦の長さが大きい場合には、ベタ部分の印刷がムラになってしまうことがあります。

・カケ合わせ
カラー印刷は、原則としと三原色にてカラーを表現します。ポリエチレンやラミネート袋の様に、透明なフィルムに印刷をする場合は、三原色+黒+白の5色印刷になります。また、紙などの印刷の場合は、通常は白を除く4色で印刷をすることになります。
Y=黄(イエロー:Yellow)
M=紅(マゼンタ:Magenta)
C=藍(シアン:Cyan)
BL=墨(ブラック:Black)
また、黒を抜いて三原色+白又は三原色のみの印刷の場合は、黒による印刷の引き締まりは無いが、カラーを表現することができます。その場合は,黒が無いので黒に近い紺いろで黒の代わりを表現します。
・カケ合わせでは、出しにくい色や特定の色をきちんとしたい場合には、特色と言って、特別その色一色を加えて印刷を行います。オレンジ、ピンク、紫系などで特色を使うことが多いと思います。

・「CMYK」と「RGB」の違い(印刷の製版には、全てCMYKを使います)
CMYカラー RGBカラー
CMYKは主に、印刷物に使用する発色方式で、これに黒(K)を加えた4色が利用されます。また、ポリエチレンなどの透明な素材に印刷をする場合には、白ベタが不可欠なため、カラー印刷をする場合には、CMYK+白の5色が必要です。勿論、カラー製版データを作成する場合にもCMYKを使用します。色が、混ざるほど暗くなり、黒に近づいていきます。これを「減法混色」といいます。 RGBは主に、テレビやパソコンのモニターなどに利用されている発色方式です。赤(R)、緑(G)、青(B)の光の三原色を使用しており、3色が混ざるほどに明るくなり、白に近づいていきます。これを「加法混色」といいます。(印刷用の製版ではこの三原色は使用しません)
【 RGB と CMYK では】色域が異なります
RGBは、CMYKに比べ、色の再現領域が広くなっています。これは、「光の三原色(RGB)」と「色材の三原色(CMYK)」では色域(表現できる色の範囲)が異なるために起こります。

RGBとCMYKの色域(表現できる範囲)を比べると、RGBで表現できる原色に近い鮮やかな色が、CMYKでは表現できないことがあります。つまり、CMYKでは表現できる色には限界があり、RGB(モニターなど)で表示されている色を全て再現できるわけではないのです。

例として、オレンジや赤などを印刷物でCMYKで表現すると黒ずんで表現されてしまい、かなり違うイメージになってしまうことが多いです。その場合は、特色で1色増やすことになることが多いです。
【RGBとCMYKの発色数の違い】
RGBの発色の写真。
CMYKの発色の写真発色数が少なく、写真が一部つぶれているのがわかると思います。また、色が黒ずんでいることも確認できます。
・ヘキサクローム(CMYKOG)デジタル印刷の6色印刷
カラー印刷はCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の4色で印刷されてきました。しかし今、高品質化の要求とデジタルカメラ普及の影響を受け、より色再現域の広い多色印刷がおこなわれつつあります。中でもCMYKOG(CMYK+Orange+Green)を使用する6色印刷が注目されつつある。

カラーチップでおなじみの米国PANTONE社がシステム化した「ヘキサクローム」(ヘキサゴン=6角形を意味する)がそのデファクトスタンダードであり、6色印刷と言えばこのシステムの事を示している。
・プロセス印刷について
多色印刷開発の歴史は長いですがCMY+Kインキの掛け合わせで色や階調を表現するプロセス印刷技術が開発され、現在もデファクトスタンダードになっている。

しかしCMYKは色領域が狭く安定しにくいので、多色インキで再現性を高める方法が考案されている。

CMYK(プロセス印刷) CMYKRGB(ハイファイ印刷)
CMY+Kで濃度とグレー再現性を高めている。RGBからマスキングでCMYを計算し最小信号からK信号を作る。 CMYKでは不十分な二次元色(RGB)系の色再現改善のなめ、CMYKに加えてRGBインキを使用した7色印刷。
CMYKOG(ヘキサクローム)  
ICCプロファイルを利用して元画像の色空間(RGB/Labなど)を6色印刷の色空間へダイレクトにマッピングしています。  
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